クリスマス・プレゼント Christmas present 2003 12 12
今日の共同通信配信ニュースでは、こんな記事がありました。
「トナカイが、太陽に接近」
「クリスマスを前にした一瞬の芸術」
「空飛ぶトナカイの影のように見えるのは、
コロナホールと呼ばれる太陽表面の暗い部分」
クリスマスを前に、太陽がくれた粋なプレゼント。
しかし、これを、太陽の変調と考えると、
クリスマス・プレゼントどころではない。
いくら、地球環境を守ろうと、がんばっても、
太陽が変調を起せば、意味がなくなる。
太陽も、時には病気になる。
太陽に祈る時代が来るかもしれない。
「太陽よ、もっと、がんばって欲しい」
太陽を、普通の恒星と考えれば、
恒星というものは、よく変調が起きている。
人間でいうところの病気です。
最近、地球では、異常気象が起きているが、
これが、人間の起した自然破壊の結果ならば、問題ないが、
異常気象の原因が、太陽の変調によるものになると、
人間の努力では、どうにもならない。
宇宙船・地球号も、たまには、嵐に突入することもある。
こう書くと、宗教家たちは、こう言うかもしれない。
神が怒りを示すために、太陽に異変を起したのだ。
人間は、不遜にも、地球を支配できるようなったと考えている。
なかには、「神は死んだ」という者まで出現している。
それならば、太陽に異変を起せばよい。
これは、信仰心を取り戻すために、神の荒技なのだ。
しかし、科学者の立場としては、太陽を精密に観測して、
分析をすることにより、理論を組み立てるしかない。